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ダイナミック ビジョン システム

研究目的

人間を含む様々な現象は基本的にダイナミクスを有し, 従来のセンシング方法では困難を伴うため扱いきれていないものも多く存在する. ダイナミックビジョンシステムとは,光学系などに工夫が施されたビジョンを用いて, ダイナミックな対象を適応的に計測・理解・応用するシステムのことである. 対象のダイナミクスに対応したダイナミックな計測系を利用することで, 情報の品質劣化の原因の一つであるダイナミクスを解消した高度な計測及び情報提示が可能となり, 様々な新規応用の創出が期待できる.

ダイナミックビジョンシステムは,光学系や処理系に工夫を凝らす基礎技術の開発と, ダイナミックな対象への様々な応用展開の両輪によって, 新たな画像計測技術の確立及び発展を目指した研究である. 具体的には,映像メディア,ヒューマンインターフェース,検査・FA,スポーツ,医療・バイオなど, 幅広い分野で応用を実現しており,更なる基礎技術及び応用展開の拡充を目指している.

応用分野

光学機器 (カメラ)・メディア等業務用放送機材の視線・映像制御, 高速対象追跡撮像, 多視点映像制御, 映像再構成技術, 全焦点画像撮影, 高速自動焦点機能, 医療・バイオ・ライフサイエンス・生命科学 (顕微鏡・内視鏡作業), 医療検査診断 (細胞検査・血液検査・不妊治療の高速化と高精度化), 顕微鏡手術補助 (振戦除去・焦点調整), 医薬品許認可検査の自動化 (動物実験の長時間・客観データ取得), 製造技術・FA・ロボットにおける撮像制御, 監視カメラ高速化・広視野化, 動的物体への情報提示 (動的プロジェクター, レーザ描画等), 拡張現実感 (AR)等.

研究成果

高速光軸制御系とその応用

可変形状光学系

液体可変焦点レンズとその応用

画像処理・画像計測アルゴリズム

JST-ACCEL 「高速画像処理を用いた知能システムの応用展開」シンポジウムが開催されました.

詳しいレポートは、こちら. 研究者のインタビューをまとめたものは、こちら

過去の研究成果


東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 石川グループ研究室
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