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システム ビジョン デザイン

研究目的

新たな応用を創出する高性能かつ高機能なシステムを実現するためには,入力,処理,出力の3者全てが システムとして機能する精緻で調和的な技術の統合が必要となる. 入力,処理,出力のうち,いずれが欠けてもシステムとしての性能は制限され, 潜在的な応用創出の可能性を失ってしまう. 調和のとれた革新的なシステムの構築には,これら3者個々の技術だけでなく, 実世界の物理と数理的な原理,そして出力先のシステムである人間を理解し, 総合的にシステムを設計することが重要である.

システムビジョンデザインは,この設計思想を基に,高速ビジョン技術を基軸として 様々な分野において新たな応用を切り拓く研究を総称するものである. 具体的には,計測工学,数理工学,光学,並列処理技術に基づいた 超高速のセンシングシステム,アルゴリズム,ディスプレイシステムを創出し, ロボティクス,検査,映像メディア,ヒューマンインタフェース,デジタルアーカイブ等の分野で 新たな応用の実現を行っている.

応用分野

高速3次元形状計測, 高速質感計測, デジタルアーカイブ, 目視検査・既存マシンビジョンの置き換えによる生産ライン・知能ロボットの高速化, 高速検査 (形状, 欠陥, サイズ, 方向, 個数等), 路面・架線・トンネル壁面等検査, 自動車を用いた環境情報取得, ネットワーク化による環境情報の遠隔取得, 監視カメラ (人物追跡・高速高精度動画記録), 能動的顔トラッキングによる高精度顔認識・個人識別, 視線検出, 機器制御, 無停止バーコードリーダー, 流体計測, 粉流体の速度分布計測, 映像メディア, ジェスチャー認識によるヒューマンインタフェース (スマートフォン, タブレット, コンピュータ, スマートテレビ, ゲーム, デジタルサイネージ), 医用画像計測等.

研究成果

高速計測技術を用いた視覚情報の抽出

高速画像処理のためのデザインとインタフェース

高速提示技術を用いた視覚情報の提示

JST-ACCEL 「高速画像処理を用いた知能システムの応用展開」シンポジウムが開催されました.

詳しいレポートは、こちら. 研究者のインタビューをまとめたものは、こちら

過去の研究成果


東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 石川グループ研究室
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