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動的撮像制御を行うスタンドアロン高速ビジョン
概要
数百~1,000fpsで高速画像処理を行うビジョンシステムの需要が高まっている.ニーズの高まりとともに,移動体からの画像センシング,携帯機器での高速運動物体の計測,ウェアラブルな形態での外界認識など,スタンドアロンかつ小型な構成の高速ビジョンの重要性も注目されつつある.本研究では,このような新たな応用展開に向けて開発したスタンドアロン高速ビジョンについて報告する.本システムでは,システムの小型化に伴う機能の劣化を回避するための手段として,高速な画像処理に基づいて撮像形態をフレーム毎に制御する動的撮像制御を提案する.さらに,このようなシステムを高速書籍電子化に応用した事例を紹介する.
関連研究
参考文献
- 松本康平,渡辺義浩,石川正俊:動的撮像制御を行うスタンドアロン高速ビジョンの設計と高速書籍電子化への応用,第20回画像センシングシンポジウム(SSII2014) (横浜,2014.6.13)/講演論文集,IS2-33.
- 松本 康平, 溜井 美帆, Carson Reynolds, 渡辺 義浩, 石川 正俊: 高速ビジョンシステムの小型化とスタンドアロン化に向けた試作と検証, 第19回画像センシングシンポジウム(SSII2013)(横浜, 2013.06.14)/講演論文集, IS3-24.
- 松本 康平, 溜井 美帆, Carson Reynolds, 渡辺 義浩, 石川 正俊: スタンドアロン高速ビジョンシステムの試作, 2012年映像情報メディア学会冬季大会, 講演予稿集, 11-11(2012)