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シンクロナイズドビデオ:身体動作と調和するビデオ操作

概要

ビデオコンテンツの多様化とともに,そのインターフェースデザインが重要な課題となっている. 本研究では,ビデオとユーザのインタラクションが鍵となるものに焦点を当てる. 代表的な例として,ユーザに新しい動作を紹介するビデオが挙げられる. このタイプのビデオの目的は,ユーザが,提示される動作要素を身体へ適応的にマッピングすることを促すインタラクションを生み出すことである.

しかし,既存のビデオ閲覧技術は,そのようなビデオの潜在的価値を阻害するものであったと考えられる. 問題は,ユーザが受動的にビデオ閲覧を行うことを前提とするデザインにある. これまでの操作には,付属機器や,ジェスチャ,音声などに基づくものがあるが,いずれも明示的な指令を伴う非効率的なデザインであり, ユーザがビデオとのインタラクションに集中する構成をとっていなかった.

提案するシンクロナイズドビデオは,実世界の状態と同期して,映像を提示するビデオ操作技術である. このようなビデオ操作に有効なコンテンツには,体操などのフォームや構造物の組み立ての学習などが考えられる. 提案するインターフェースにおける同期は,機器などの明示的な指令を介さず,ユーザが創出する実世界の状態が,ビデオを直接操作する構成となっている. これによって,ビデオ操作の感覚を強く意識させず,意図した映像を直感的に取得する連続的なインタラクションを形成することができる.

動画



参考文献

  1. 大野紘明, 渡辺義浩, 小室孝, 石川正俊, 深山理, 鈴木隆文, 満渕邦彦: 姿勢と筋活動を提示する運動教習のためのシンクロナイズドビデオ, 第15回日本バーチャルリアリティ学会大会論文集, pp. 444-447 (2010)
  2. Yoshihiro Watanabe, Hiroaki Ohno, Takashi Komuro, Masatoshi Ishikawa: Synchronized Video: An Interface for Harmonizing Video with Body Movements, 22nd Symposium on User Interface Software and Technology (UIST2009) (Victoria, 2009.10.5) / Adjunct Proceedings, pp.75-76. [PDF]
  3. 渡辺義浩, 大野紘明, 小室孝, 石川正俊: シンクロナイズドビデオ:身体動作と 調和するビデオ操作, 第14回日本バーチャルリアリティ学会大会 (東京, 2009.9.9)/講演論文集, 1A3-2. [PDF]
 
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 石川グループ研究室
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