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人間の視触覚における能動的統合機能の解析

概要

マルチモーダルインターフェースを持つ人工現実感システムを構築し, よりリアルな現実感を実現するためには, 人間の感覚統合機能についての知識を得ることが重要となる. 特に, 感覚統合においては, 自己受容性フィードバック情報だけではなく, 能動的な情報と考えられる運動指令情報のコピーである遠心性コピーが関係することがいわれている. そこで本研究では, 人間の感覚統合を視触覚統合を例として, 特に能動的感覚情報処理を考え, この統合作用を解明し, 行動を含めた感覚統合・センサフュージョン機能を有する人工現実感システムの構築へつなげることを目的とする.

experiment system

上記の目的のために, 視覚と触覚情報以外の感覚情報を遮断し, 外乱少ない実験を可能とする上記の写真のような実験システムを構築し、 円筒鏡を用いて視覚情報の異なる空間を作ることにより, 被験者における視覚と触覚対応の関係を崩し, その空間内で作業を行わせることにより, 能動性と視触覚統合機能の関係について定性的に解析を行った。 さらにコンピュータグラフィクスを用いて定量的な評価を行うことにより、 能動性を考慮した感覚統合・センサフュージョン機能を有する人工現実感システムの設計を行っている。

参考文献

  1. 日下部裕一, 春日和之, 石井抱, 石川正俊:人間の視触覚における能動的統合機能の解析, 日本バーチャルリアリティ学会第2回大会 (名古屋,1997.9.19)/論文集, pp.336-339
  2. 穴吹まほろ, 宇津木仁, 石井抱, 石川正俊:視触覚統合における能動性の影響, 第39回ヒューマンインターフェイス研究会 (東京, 1996.5.28)/Human Interface News and Report, Vol.11, pp.273-278/電子情報通信学会技術報告, MVE96-27, Vol.96, No.82, pp.83-88

東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 石川グループ研究室
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