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サーモカメラを用いた温度画像のモーションブラー補償イメージング

概要

当研究室で開発している「画素毎動き補償イメージング」のシステムを使用,赤外線サーモグラフィ法(赤外線法)による浮き・剥離検出手法は,非接触で点検可能なことから安全面やコスト面で期待され,実用化が進んでいる.

サーモカメラを用いた走行型のインフラ点検システム.走行時のサーモカメラによるモーションブラーの補償に成功し,コンクリートの剥離を確認することができた.温度分解能が高いサーモカメラを使用する.実験では時速40km走行時に,サーモカメラから5m離れたコンクリートサンプルのひび割れ・剥離を撮像できた.

本研究では,ガルバノミラーを用いて移動を補償する回転動作を光軸上に設けることで,静止時と遜色ない画質で撮像が可能となる.本システムでは交通インフラを規制することなく,点検の効率を上げるため高速に移動しながら高精度な点検を行うことが可能となる.







参考文献

  1. 久保田祐貴,柯毓珊,早川智彦,石川正俊: 2種の材料を用いた着脱可能な赤外マーカーにおける撮像性能の検証, 映像情報メディア学会創立70周年記念大会 (オンライン, 2020.12.22) / 予稿集, 12E-2.
  2. Y. Kubota, T. Hayakawa, Y. Ke, Y. Moko, M. Ishikawa: High-speed motion blur compensation system in infrared region using galvanometer mirror and thermography camera, SPIE Sensors and Smart Structures Technologies for Civil, Mechanical, and Aerospace Systems 2020 (Anaheim, 2020.4.) / Proceedings, 1137919.
  3. 早川 智彦,久保田 祐貴,望戸 雄史,石川 正俊: インフラ点検技術の高度化に向けた補償光学系及びレーザー加熱の活用, 一般社団法人レーザー学会学術講演会第40回年次大会, X01-22a-XI-04 (2020)
  4. 早川智彦,久保田祐貴,望戸雄史,蛭間友香,栃岡陽麻里,石川正俊:高速走行時におけるモーションブラー補償に基づくトンネル覆工浮き・剥離検査システム,令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会(香川,2019.9.3)/ WEB版年次学術講演会プログラム, VI146:1-VI146:3 (2019)
  5. 久保田祐貴,早川智彦,望戸雄史,蛭間友香,栃岡陽麻里,石川正俊: 可変スポット径のレーザ加熱光学系を用いた浮き・剥離の顕在化,令和元年度土木学会全国大会第74回学術講演会 (香川,2019.9.3) / VI-145:1-VI145:3 (2019).優秀講演者賞受賞

東京大学 情報基盤センター データ科学研究部門 石川グループ研究室
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