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ディジタルビジョンチップのためのグレイコードを用いたビットシリアルAD変換

概要

局所相関やモーメント量など,各画素での乗算の画素アレイでの総和という形をとる積和型特徴量は, ビットプレーン特徴分解法により,各桁ごと独立に演算を実行することがアルゴリズム上は可能である. これに対応するアーキテクチャとして,特徴量抽出に関してはモーメント抽出回路が提案されているが, ビットシリアルにAD変換を行う方法は提案されてこなかった.

本研究では,AD変換をコンパクトな回路でビットシリアル化することにより, ビジョンチップ内での画像獲得から特徴量演算までの全体をビットシリアル化し, 画素回路の回路をさらにコンパクト化する手法を提案する.


参考文献

  1. 藤村英範, 小室孝, 石井抱, 石川正俊:ディジタルビジョンチップのためのグレイコードを用いたビットシリアルAD変換, 電子情報通信学会集積回路研究会 (熊本, 2000.9.22)/電子情報通信学会技術研究報告ICD2000-85, Vol.100, No.310/pp.7-14 (2000) [本文(pdf,1.89MB)]
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