ビジョンチップのためのマッチングアルゴリズム


SPE-4kでは各々のPEが簡単な積和演算機能を持ち, xy座標値を予めロードする と, 各々のPEにax+by+cといった積和演算の符号を調べることができ, 直線 に対するPEの位置関係を知ることにより、任意のn角形とPEの位置関係を高 速に知ることができる. この演算能力を用いたポリゴン表示機能と、フレーム 間の画像の変化が微小であるという超高速ビジョンの特徴を合わせることによ り、探索領域を最小限に抑えた高速リアルタイムポリゴンマッチングアルゴリ ズムを実現した。実際にSPE-4k上でその動作を確認した結果を次に示す。

参考文献

  1. 石井抱, 石川正俊: 超並列・超高速ビジョンのためのマッチングアルゴリズム, 電子情報通信学会パターン認識・理解研究会 (札幌, 1995.7.20)/電子情報通 信学会技術報告, PRU95-70,Vol.95, No.165, pp.121-126

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