超並列ビジョンチップアーキテクチャの設計


SPEアーキテクチャの思想を基に、新たに設計されたビジョンチップアー キテクチャが、 S3PE (Simple and Smart Sensory Processing Elements) である。S3PEでは、SPEの基本方針を継承した上で、集 積化のために、(1) ランダムメモリアクセス、(2) メモリマップI/O方式、 (3) 演算機能の簡略化、(4) 命令サイクルの分割 を採用し、コンパクトなPE の設計を実現した。また、アーキテクチャの検証のため、HDLによる回路設計 とシミュレーションを行なったほか、4x4のFPGAチップを開発し、1サイクルあ たり154nsの速度で動作することを確認している。

参考文献

  1. 小室孝, 鈴木伸介, 石川正俊: 超並列ビジョンチップアーキテクチャ, 電子情報通信学会コンピュータシステム研究会 (フォールトトレラント研究会, 集積回路研究会共催) (新潟, 1995.4.28)/電子情報通信学会技術報告, CPSY95-19, Vol.95, No.21, pp.63-69
  2. Takashi Komuro, Idaku Ishii, and Masatoshi Ishikawa : Vision Chip Architecture Using General-Purpose Processing Elements for 1ms Vision System, Workshop on Computer Architectures for Machine Perception (CAMP'97) (Boston, 1997.10) (to be appeared)

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